第66回 有馬記念 予想 前編

お久しぶりです。

 

昨年、某界隈でのみ話題になっていた当ブログですが、筆者の会社員生活が多忙を極めていることもあり、更新してませんでした。

 

しかしながら、年末大一番の有馬記念ということもあり、自らの頭を整理するという意味も込めて、今回久々に更新します。

 

 

記事は2つに分けた上で、

 

前編

・「有馬記念」を考えるうえでのポイント

・主要各馬に対する見解

後編

・想定展開

・印

 

と、上記にて記そうと考えてます。

 

 

 

①「有馬記念」を考えるうえでのポイント

有馬記念は、「芝が傷みやすい冬の時期において、開催が進んだ中山競馬場の2500m」で施行されることがポイント。

 

具体的には、

・非根幹距離適性

・タフさ  

競走馬にはこの2点が求められる。

 

要するに、ダービーやJC、天皇賞秋のようなキレ・スピードが求められる府中中距離王道とは必要な能力のベクトルが変わってくるということ。

 

過去の有馬記念では、例えば、アーモンドアイが沈み、ディープインパクトハーツクライに差された。

さらにいうと、宝塚記念阪神2,200)と有馬記念では好走馬が被る。どちらも非根幹距離で急坂に対応するタフさが求められるレースであるということ。

 

まぁ、競馬をある程度やっている方であれば、ここら辺の理屈は理解してると思いますが。

 

 

年間を通じて競馬で利益を上げたいのであれば、理屈をもったうえで期待値が高い馬を中心に馬券を組み立て続けなければならないわけで、レース傾向のバックボーンを踏まえることは必須。

 

間違っても脳死で「JCでいい競馬したから有馬でも買う」はNG。

 

また、枠に関してはご存知の通り内枠有利。

理由は

 

・スタート3コーナー

→外枠はポジション取りづらい

・コーナー6つ回る

→ポジションを取れなかった外枠の馬が延々外を回される

 

とこんな感じ。

 

 

②主要各馬に対する見解

 

1枠1番 ペルシアンナイト

面白い。

マイラー志向だったはずなのに、最近はズブくなったうえで、長めの距離にも対応。

前走あのハンデでよくやった。

最高の枠でクリスチャンが騎乗。

立ち回り次第では馬券内も大いにあるかと。

 

1枠2番 パンサラッサ

展開の鍵を握る馬。

まず間違いなく大逃げを打ち、ペースをつくる。

ただ、今回は先行馬で強い馬もいるので、そんなに楽逃げできるとは思えない。

福島2000で勝てたからといって、中山2500で勝てるのかは大いに疑問。

 

3枠5番 ディープボンド

いい枠だなぁ という感想。

スムーズに先行できそうだし、中山2500は合いそう。

問題は海外遠征疲れ。

 

4枠7番 クロノジェネシス

グランプリ適性が強い圧倒的有力馬。

過去のグランプリでも散々助けていただいた馬だけど、海外遠征激走後かつ高齢化もあるのか、調教が前ほど動いてない。

まともに走ったら強いのは確か。

 

5枠9番 ステラヴェローチェ

クラシックでは惜しい競馬をしていた。

菊花賞では人気を背負ってダメだったけど、田んぼ馬場神戸新聞杯激走のダメージもあり、調教をみても仕上がっていなかったなかでの4着は立派。

きっちり立て直しているのであれば、侮れない1頭。鞍上強化も魅力。

 

5枠10番 エフフォーリア

天皇賞は圧巻だった。その節はありがとう武史。

皐月賞天皇賞、と全部横綱相撲で勝ってるし、その能力に疑いの余地はない。

競走馬としての絶対能力は今の競馬界では1番くらいに思ってます。

 

7枠13番 アカイイト

エリ女は展開ハマった感があるとはいえ、裏を返せば前が止まれば来るともいえるわけで。

そこをどう考えるか。

 

8枠16番 タイトルホルダー

菊花賞は武史の作戦勝ち。

枠はクソだけど、パンサラッサの2番手でラチを頼って淡々と進められれば力は出せると思う。

問題は、この枠からスムーズにポジションを取れるか否か。

 

 

とこんな感じ。

 

予想については、後半へ続く。